馬たちのボロのゆくえ

2021年09月24日

新米の季節はもみ殻の季節の投稿で、馬房にはもみ殻を敷いていることを紹介しました。

スタッフの仕事の中でも大事なのが、馬たちのボロ取りだということも、以前ご紹介しました。さて、集めたボロはその後どうなるのでしょうか? 

馬のボロは臭くないですし、ボロ取り(集めること)は、宝探しのように楽しめます。まずは、一か所に集められます。馬房に敷かれていたもみ殻も入り、燻炭を作る方法で、もみ殻もボロも一緒に炭化。

最初は、もみ殻もボロもしっかり形が残っていますが、時々古いものと混ぜたり、時間が経つにつれて、形がなくなっていきます。農家さんが運んできた時にはベージュ色、馬房で使われたあとは濃い茶色だったもみ殻が、最終的には黒い土状の状態にまで変わります。こうなると、馬ふん堆肥の完成です。

できあがった馬ふん堆肥は、近所の農家さんにお分けしています。

馬たちは生きているだけで、環境循環型農業のお手伝いをしているわけです。もちろん、松原場長やスタッフが集めなければ完成しない堆肥ですけれど、ね。

馬ふん堆肥に関心をお持ちの方は、お問い合わせページよりご連絡ください。