松原ステーブルスとは

現役馬としての役目を終え、静かに余生を過ごす...馬たちの養老牧場。競走馬だった、繁殖馬だった、乗馬用だった、遊園地にいた、と様々な経歴を持つ馬たち。サラブレッドや木曽馬、寒立馬、ミニチュアホースの他、猫や犬も、みんな仲良くのんびり暮らしています。

役目を終えた馬たちのゆく末は?

競走馬として育てられた馬の中から、一部が競走馬としてデビューし、そのまた一部が成績を残した優秀な馬として、人々の記憶に残ります。さらにその中から、ほんの一握りの馬が、引退後に種馬として生き残ることができます。 

では、それ以外の馬たちはどうなるのでしょうか?

 乗馬用に再調教されて、生き残ることができる馬もいます。しかし、これらは本当にほんの一部。ほとんどは、「廃馬(殺処分)」という道しか残されていません。

乗馬用の馬たちにとっても、繁殖用の馬たちにとっても、 年老いてしまえば、同じく「廃馬」という道が待っています。

「廃馬」でいいのか?

元騎手であり元調教師の松原 正文(まつばら まさふみ)場長は、これまでこの現実を目の前で見てきました。そして、「一頭でも多くの馬の命をつなぎたい」と、この牧場を始めたのが2005年でした。

共感から活動の協力へ

松原ステーブルスを訪れる人々のきっかけは様々です。乗馬をしてみたかったから。競馬に興味があったから。ここのことを人から聞いたから。

松原場長は、牧場を訪れる人に引退馬の現実を語ります。松原ステーブルスにいる馬たちは、命を救われた馬たちであるという事実を知ります。「今日乗せてもらった馬は、実は競馬で1勝もできなかったから、殺処分されていたはずで、今生きていること自体が奇跡なんだ」と。

そして、ひとりで牧場を切り盛りしている松原場長を見て、「何か手伝いたい」という想いから、松原ステーブルスの活動に協力する人が増え、また、松原ステーブルスとしての活動の幅も広がっていきました。

馬頭観音祭シャングシャング馬での協力者の一部
馬頭観音祭シャングシャング馬での協力者の一部

「廃馬」から救うためにできること

引退馬を一頭でも多く救うためには、「廃馬」にするよりも価値がなければなりません。

「生きていることに価値がある」を実現するために、「馬を身近に感じてもらうことが大切」だと考え、松原ステーブルスでは取り組みや活動を生み出してきました。

馬を身近にする取り組みと活動

松原ステーブルスでは、気軽に馬に触れ、馬を身近に感じてほしいと、さまざまな活動に取り組んでいます。

  • 牧場見学・体験乗馬
  • シャングシャング馬祭り
  • 各種施設へのボランティア訪問

見学は予約不要で、無料です。営業時間内にいつでもどうぞ!